サーカス団シリーズが全話まとめて収録された作品です。
「愛しの蜜欲サーカス」
灰崎めじろ先生のBL漫画
愛しの蜜欲サーカス あらすじ
サーカス団に入った怪力男のランベルトは、動物調教師のウルバノに一目惚れ。
動物たちはウルバノが大好きで、ウルバノも動物たちが大好き。しかし、動物と一緒ではない時の彼はまるで影のように目立ちません。人間が苦手で、ランベルト以外とはほとんど話さないからです。
ランベルトは、短期間でウルバノと仲良くなることができたものの、彼を見ると勃起してしまい・・・こんなのがバレたら嫌われると焦ります。
そんなある日、団長からふたりでペアを組んでショーをすることを命令されます。ウルバノを見るだけで勃起してしまうランベルトは困った!!
そして、ショーの最中に我慢できずに勃起させてしまうのです。
他にも、ピエロのティノと、有名な双子の画家ディカルロ兄弟のお話、団長とサーカス団オーナーとのお話も収録。
愛しの蜜欲サーカス 感想(ネタバレ注意)
灰崎めじろ先生の漫画はエロすぎでしょってぐらいエロいです。
この作品も3カップルのお話がまとめられていますが、どれもかなりエロいです。
ランベルトとウルバノのお話は、ランベルトの下半身ゆるすぎでしょと笑いながらも面白かったですね。ウルバノは人間嫌いだったせいか普通の一般常識がなくて、セックスのことを説明されても「そんなアイデアが・・・」と言うぐらいで、交尾だと同じだと気づくのもあとになってから(笑)
そんな無知だったからなのか、ショーの最中にランベルトが勃起させても慌てることなくエッチなショートして成功させます。そして、恋人同士になってからは、ヤキモチやきで可愛いですね。
あとは、ピエロのティノとディカルロ兄弟も笑えました。窓に挟まって抜けなくなったり、転んですべって服だけぬげるとか、ギャグかよって展開で面白いです。
エロくて笑える作品なのですが、過去のトラウマや寂しさが解消されて幸せになるというストーリーなので、ホッと心が温まる部分もありますよ。
動物以外とは話すことがなかったウルバノが、ランベルトのことが大好きで仕方がないという様子や、ピエロでいないといられないというティノの悩みが、双子たちに愛されることで和らぐとか、見どころがありますね。
明るいエッチという感じなので、エロい漫画を読みたいけどドロドロ系は嫌という方におすすめです。